その6 -宿題1-

うわー疲れたー。最後の方はなんだか訳分からなくなっちゃいました。

前に何処かで「いつか書くつもりです」つっちゃったので、
私が声優っていうものをどう捉えてるかについて書きます。
 
今回はいつもに増して長文な上に、
興味のない人にとってはクソの役にも立たないぞ〜!
心して読んでくださいネっ!
 
先ず、「凄い声優って何だ?」ってことなんですど、
ぶっちゃけ、「時と場合に拠る」としか言いようが無いと思うです。
 
考えてみましょう。
 
声優専門学校、一般入学の1年生と特待生の2年生が居ました。
デビュー速度で勝負したら、どっちが勝つと思います?
 
専門学校生は、18歳で演技経験あり、学費は30万ぐらい。
特待生は、20歳で演技経験なし、学費はタダ。
 
パンフレットの漫画とかの世界とかでない限り、
どんなハイレベルな自主練習してても、
一般入学が特待生に勝てる可能性ってのは、
まー、限りなくゼロに近いと思うですわ。
 
だからこそ、特待生との対戦より早くデビューした上に、
キチンと声優として長く活躍している人が、どれだけ凄いモンなのか。
 
私が以前から、一般入学上がりを「天才」とと呼んで憚らないのは、
つまり、そういう事なんですけども。
 
そういう観点から考えてゆけば、
おそらく「凄い声優」は、専門学校生、それも一般入学生になるんですよ。
 
なぜって、それは、山寺宏一が代アニをでてるから。
 
 
アホな例え話はさておいて、
「ほぼ同じ経歴の声優同士がデビューの速さを競った場合」
について考えてみます。
 
この場合も、先の例えとまったく同じで、
「時と場合に拠る」としか、答えようがない気がするですわ。
 
そもそも、
「特待生」は、
「エリート」は、
なぜデビューが速いのか
 
「特定生に、資金・精力を注いでいるから」
てのが、第一だと思ってるんです。
 
だから、
「劇団から直接声優になる」のと
「特待生になって声優になる」のとの間には、
大して差が無いんじゃないかな、という。
 
途中で挫折して「普通の道を歩む」といわない限り、大体は声優になれるんです。
 
オーディションで仕事を獲得するために、
キッチリと自力をつけているのがプロの声優だとするならば、
 
特待生になれないと声優の道が閉ざされちゃう一般入学生は、
「夢」を捨てきれず金を払い続けているんです。
 
私が考えるに、
「この芸能界に声優なるものが存在する」
「未だ多くの人間が、専門学校によって声優を目指す」
その理由ってものを徹底的に突き詰めていくと、
 
「芸能人になりたいけど無理だから、なれそうな声優に」
って事に落ち着くんじゃねえのかなと。
 
「高嶺の花」の芸能人から、一般人に近い感じがする声優ならば、
方法はどうあれ、それが「芸能人」なのだと解釈できるんじゃないか、と。
 
で、安易に考えると声優になる方法として手っ取り早い位置にあるのが、
「専門学校」
「事務所付属の養成所」
って事なんですけど
 
これの場合だと、相当の実力でも限り、
大抵の場合は金とられるだけで終わるじゃないですか。
 
他にも
「タレントになって転進する」とか。
「インターネットに日記連載する」とか、
考えられる方法って、だいたい、やるだけ無駄じゃないですか。
 
話が横道に逸れるんですけど、
かないみかっていう、山寺宏一さんの嫁さんが居るんですよ。
メロンパンナ」の声もされてる人なんですけど。
声優のおっぱいを揉んだりしてんですけどね。
 
で、この人が、すごい面白いこと言ってんです。
 
要約すると
「小さいおチンチンじゃダメ、おチンチンは大きくなくちゃ」
だって。
 
たぶん、
「クスリ(ステロイド)やってるガイジンのパワーには敵いませんよぉ。」
とかって思ってんだろうなぁ。
 
そうそう、
若本規夫さんっていう、悪役で有名な声優さんは
「一見礼儀正しくいい人と思わせといて実は悪役」
が上手なんですよ。
 
閑話休題
 
「楽して、声優になりたい」
「専門学校さえ出れば、声優になれる」
という考えのもと、
 
「私はアンタよか断然上手いですよ。」
「私はこの中で一番上手いのよ。」
って形で、自分というものを過信していくという過程。
 
これが世に言う「どんぐりの背比べ」なんだと、私は解釈しています。
 
だからこそ、一般入学による競争で「最強」を見出そうとすること自体、
ものすごく「閉鎖的」な思想に侵されている証拠だと思いますぜ。
 
広い視野でみて資質次第で、どんな経路でも「声優」になりうる訳だから。
たまたま、道の選び方や何かに色々なパターンがあるだけで。
 
プロ声優の話もついでに書いておきます。
 
「AV出演時には、名前が解らないように」仮名を名乗り、
「子供の夢を壊さないように」顔出しは控え、
「声優名鑑は年齢がが解らないように」誕生日だけ載せ、
ほかにも、アフレコから、プライベートから、
一切合切、「表に出ない」ことを主としてるじゃないですか。
 
どんなに表に出てちょこっと仕事したところで、
絶望的に味気ない見世物になりますよ。
それはもう、確実に。
 
それこそ「表に出ないことの意味」さえ問われだしてくるほどの。
 
そんなのワザワザ観るくらいなら
ラジオやTV番組のナレーション聴いているほうが
よっぽど声優を感じられるでしょうよ。
 
まー、「過ぎたるは尚及ばざるが如」てな具合で、
「最近の声優の、過剰な露出が特に鼻につく!」
って方も大勢いらっしゃるんでしょうけどね。
 
けど、いつも言ってるじゃないですか、
「TV出演も、イベントも、みーんな声優の仕事だよ。」
つって。
 
これ、私のイベント好きの友達からの受け売りですけど。
 
ラジオだろうが、アニメだろうが、ライブツアーだろうが、
いちいち別モンと考えてる時点で、かなり損こいてるんですよ。
 
いづれにしたって、声優が表現してる姿を感じて感動するわけだから。
 
もっと言うと、声優を「わかって応援してる」人は。
贔屓の声優の番組が終わった時もいざ知らず、
基本的に終始なんざ、さほど気にしてないと思います。
 
それよりも、
「なぜ彼女は、あんなに可愛いんだろ〜」
とか、
「なぜ彼女はあんなに、泣き虫さんなんだろ〜」
とか、
そんなこと考えるのが好きな人たちなんですよ。
 
だからこそ、
「萌え」なんていう漠然としたものに価値を見出せるんです。
 
「萌え声優」って、実は、世の中にはたくさんいるんですよ。
 
シスプリ人気を博した水樹奈々
円盤皇女ワるきゅーレ望月久代
ラブひなでブレイクの堀江由衣
カートキャプターさくらの丹下桜
守護月天の國府田マリ子
永遠の17歳 井上喜久子
藍より青し川澄綾子
あずまんが大王 ちよ役、金田朋子
 
全部「萌え」なんです。
声優知らない人にとっちゃ、ワケわかんない理屈だろうけど。
 
書こうと思えばまだまだ書けるけど、
キリなくなっちゃうから、ココで止める。

元のブログは、かわださん。
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