秋場所

元曲:8月11日、晴れ、風邪をひいた / POARO
 

『7月場所、初日、出鼻くじかれた』
 
作詞:小暮部崇
作曲:やく崎健
編曲:杉浦"デフィン"誠一郎
歌唱:HAKUHO
 
昇進なんて できないんだとわかったよ
初日(こんな日に)に 負けてしまうなんて
よりにもよって 綱取のかかった場所
次の日に 気を入れた
 
春場所後はTVに引っ張りだこで
稽古をする暇も無かったし
優勝した夏には 期待を全部
背負ってしまってたんだ
 
だから 名古屋の場所は気合いで
稽古もして 研究もしたし
準備万端さ 最高の
夏だったのに
 
今頃ドルジ 勝ち続けているかな
赤龍だけ いないモンゴル勢
僕のベッドの 横には優勝カップ
VTR 見たくない
 
貴の残した昇進のスピード記録
綱取もできると思ってたよ
期待でいっぱいになってた君から僕は
重圧をかけられたのさ
 
不意に 届いた親父のエール
なにしてるの? もしかしたら
体、硬直 でもしているの?
返答できない
 
なんとか今日で 負けだけ止めなくちゃ
明日には 治して行こう
取組前の部屋の中で 震えてる
この相撲 負けないな
 
( あ〜、もう駄目だ。寝なきゃ緊張がとれないや。寝よう。
 あ、そうだ!明日、優勝旗の返還もあるんや。チェック忘れてたあぶね〜
 あ、そうだ!相手のチェック忘れてた。朝赤龍!ま、いっか自分の相撲で。
 あ、そうだ!イタタタ・・・お腹痛えなぁ)
 
昇進なんて できないんだとわかったよ
初日(こんな日に)に 負けてしまうなんて
願いを込めて 千秋楽に気を入れる
秋場所に 綱取だ